完全網羅!アカポリ糖ケアの成分のすべてをお伝えします!

「アカポリ糖ケア」という機能性表示食品をどこかで見かけて、 「アカポリ糖ケア」には食後血糖値の上昇を抑える機能があるとわかったが、実際にはどんな成分が入っていて、 そしてどんな成分がどのように効いているのかはいまいちピンとこないという方もいるかもしれません。

そこで、今回はアカポリ糖ケアに配合されている成分とその成分効果をご紹介したいと思います。

1.「アカポリ糖ケア」に配合されている2大成分

「アカポリ糖ケア」には大きく分けて2つの成分が入っています。それは、アカシア樹皮由来プロアントシアニジンとビタミン類です。その2つの成分に関してご紹介します。

ちなみに「アカポリ糖ケア」には、この2大成分のほかには、サプリメントの形にするためのありふれた成分しか配合されていません。安心できる成分のみを配合しています。

1-1.アカシア樹皮由来プロアントシアニジンを配合

アカシア樹皮由来プロアントシアニジンとは、簡単に言ってしまえば、アカシアの樹皮からとれるプロアントシアニジンのことであり、このアカシア樹皮由来プロアントシアニジンが「アカポリ糖ケア」の食後血糖値の上昇を穏やかにしてくれる機能の機能性関与成分になります。※1

アカシア樹皮由来というぐらいですから、プロアントシアニジンには種類があります。例えば、ブドウ種子や松樹皮やワインに由来するようなプロアントシアニジンです。これらには様々な健康効果が発表されています。しかしアカシア樹皮に由来するプロアントシアニジンには、これらにはないような健康効果が数多く発表されています※2。
「アカポリ糖ケア」は、そんなアカシア樹皮由来プロアントシアニジンを1袋(180粒)で4890mgも配合しているのです。

※1:R.takeda, et al.(薬理と治療)vol. 44 no. 10 2016

※2:wikipedia参照

1-2.ビタミン類を配合

アカシア樹皮由来プロアントシアニジン以外にもビタミン類を配合しています。正確に言えば、ビタミンA、ビタミンB1、B2、B3(ナイアシン)、B5(パンテトン酸)、B6、B12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンM(葉酸)です。

「アカポリ糖ケア」によって、ビタミンもついでに補給できる形になります。そのため、今までビタミン剤を飲んでいた方は、「アカポリ糖ケア」を飲む場合は、今まで飲んでいたビタミン剤も不要になるわけです。
「アカポリ糖ケア」は血糖対策もできてビタミン類も補給でき、たくさんの種類のサプリを飲む煩わしさも減る一石三鳥のサプリメントということになります。

1-3.アカポリ糖ケアとアカポリの成分的違いはない

アカシア樹皮由来プロアントシアニジンを配合した商品は、アカポリ糖ケアとアカポリの二商品あります。製品名が異なるので、違う商品と思われがちですが、配合されている成分は全く同じ成分になります。二商品の違いは、商品を包装しているパッケージデザインだけとなっています。

詳しくは下記の記事をご覧ください。
「アカポリ」と「アカポリ糖ケア」の違いは?―機能性表示食品かどうかの違いです!

2.アカシア樹皮由来プロアントシアニジンは安全性が確保されている成分

アカシアの木からとれている成分ですので、木を食べるのかと心配になるかたも中にはいるかと思います。しかし、ご安心ください、その不安を払拭するデータが出ています。

2-1.標準の7.5倍量の飲食試験にて評価

アカシア樹皮由来プロアントシアニジンを含む「アカポリ糖ケア」には、アカシア樹皮由来プロアントシアニジンが1日摂取目安の6粒あたり163mgが入っています。このプロアントシアニジンを1日に1222.5mg含む錠剤を4週間継続して毎日飲んでもらいました。

つまり1日に7.5倍量のアカシア樹皮由来プロアントシアニジンを飲んでもらったということです。 血液や尿検査など行いましたが、異常な所見は見つからなかったとの結果がでました。そのため、非常に安全な成分であると示唆できます。

参照:小川ら 薬理と治療 Vol.45 no.12 (2017)

2-2.多くの試験で安全性が証明されている

アカシア樹皮由来プロアントシアニジンの安全性を確認するために様々な試験が行われてきました。
変異原性試験、マウスでの急性経口毒性試験、マウスでの小核試験(GLP準拠)、ラットでの4週間反復経口投与毒性試験、ラットでの13週間反復経口毒性試験などです。すべての試験において、異常な所見を見られませんでした。

・変異原性試験とは
体の中にある遺伝子を変異させてしまう恐れがないかを調べる試験。

・経口毒性試験とは
胃へ直接投与し、現れる症状及び体重変化、病理学的変化などを調べ試験物質の毒性についての質的・量的な特性を解明する試験

・小核試験とは
体の中にある遺伝子に異常がないかを調べる試験

3.各成分に期待できることとは!?

これまでも少し触れてきましたが、ここではは「アカポリ糖ケア」に配合されている各成分に期待できることを具体的に詳しくご紹介します。

3-1.アカシア樹皮由来プロアントシアニジンには食後血糖抑制効果がある

「アカポリ糖ケア」は、食後の血糖値上昇を穏やかにする機能があると届出がなされており、その機能に関与する成分が、アカシア樹皮由来プロアントシアニジンになります。 では一体どのようにして、食後血糖値の上昇を穏やかにしてくれるのでしょうか。このアカシア樹皮由来プロアントシアニジンですが、2つの作用によって上昇を穏やかにしてくれています。

3-1-1.炭水化物の分解を抑える作用

食べた炭水化物の分解を抑えて吸収させないようにするということです 食べた炭水化物の分解を抑えて吸収させないようにするということです。本来、炭水化物は腸内の消化酵素によって糖質に分解されます。 炭水化物は糖質にまで分解されることによってのみ体内に吸収され、血糖値を上げます。

そのため、炭水化物の分解を阻害すると血糖値の上昇が穏やかになります。 アカシア樹皮由来プロアントシアニジンは、消化酵素に働きかけ、炭水化物を分解させなくする作用により糖質の吸収を抑えてくれます。

3-1-2.糖質の吸収を抑える作用

糖質が腸内で吸収される量が減ったというデータが出ています。糖質は腸の壁にあるトランスポーターと呼ばれる穴を通って体内に吸収されます。アカシア樹皮由来プロアントシアニジンが、このトランスポーターの働きを阻害したと推察されている。

アカシア樹皮由来プロアントシアニジンには、この2つの作用から、食後血糖値の上昇を穏やかにしてくれる機能があるといえます。

3-1-3.「アカポリ糖ケア」に配合されているアカシア樹皮由来プロアントシアニジンのみ食後血糖抑制効果を持つ

実は、アカシアといってもその種類は約千種類ほど存在している。そんなアカシアの中でも、ある一種のアカシアからのみ、「アカポリ糖ケア」に使われているアカシア樹皮由来プロアントシアニジンが抽出できます。そのため、そのほかのアカシアからは、食後血糖抑制効果がある成分は抽出できません。

「アカポリ糖ケア」に含まれるアカシア樹皮由来プロアントシアニジンは、非常に希少性が高い成分になります。食後血糖抑制効果を持つアカシア樹皮由来プロアントシアニジンを配合している商品は「アカポリ糖ケア」だけなのです。

3-2.ビタミン類は種類により効果は様々

ビタミンA:
ビタミンAは、夜間の視力の維持を助ける栄養素です。

ビタミンBは以下の表に示しておきます

ビタミンB1:
ビタミンB1は、炭水化物からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。

ビタミンB2:
ビタミンB2は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。

ビタミンB3(ナイアシン):
ナイアシンは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。

ビタミンB5(パンテトン酸):
パントテン酸は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。

ビタミンB6:
ビタミンB6は、たんぱく質からのエネルギーの産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。

ビタミンB12:
ビタミンB12は、赤血球の形成を助ける栄養素です。

ビタミンC:
ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素です。

ビタミンD:
ビタミンDは、腸管でのカルシウムの吸収を促進し、骨の形成を助ける栄養素です。

ビタミンE:
ビタミンEは、抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。

参照:栄養機能食品とは/消費者庁

4.効果が似ている成分・名前が紛らわしい成分を配合した商品との違い

「アカポリ糖ケア」には。血糖値の上昇を穏やかにする成分のアカシア樹皮由来プロアントシアニジンが配合されていますが、血糖値の上昇を穏やかにする成分は、実はほかにもあり、聞いたことがある方もいると思います。ここでは、そのような成分を配合した機能性表示食品との違いをご説明します。

 

機能性表示食品とは??
企業の責任において、科学的根拠にもとづいた機能性を表示した食品のことです。 “特定の保健の目的が期待できる(健康の維持および増進に役立つ)”という食品の機能性を表示することができるというものです。 本来、食品は、その機能を謳ってはいけませんが、消費者庁に科学的根拠などを届出ることで、その機能を謳うことができるというものになります。

4-1.イヌリン配合の機能性表示食品とは届出方法が違う

最近、キクイモが血糖値にいいということを、いろいろなところで目にすることがあります。その効果は、キクイモに含まれるイヌリンという成分が関係しています。

イヌリンには、血糖値の上昇を穏やかにする機能が報告されていて、イヌリンを配合させた機能性表示食品が多数販売されています。イヌリン配合の機能性表示食品と「アカポリ糖ケア」との違いは、機能性表示食品としての届出方法の違いにあります。

イヌリン配合の機能性表示食品は、そのすべてがイヌリンという成分で試験を行い、その結果をもって機能性表示食品に届出している商品です。つまり商品自体での試験は行っていません。

そのため商品自体ではどうなのかは正直よくわかりません。錠剤にする場合は、錠剤にするための成分等も配合しなければなりませんので、試験と全く同じような結果になるかは疑問が残ります。

反対に「アカポリ糖ケア」は商品で試験を行いその結果を持って機能性表示食品に届出ています。そのため試験と同様の結果得ることができると期待できます。

ちなみにイヌリンですが、由来がなんであれ違いはほぼありません。キクイモが有名ですが、玉ねぎやニンニクにも多くのイヌリンが含まれています。

参照:機能性表示食品データベース

4-2.難消化性デキストリン配合の機能性表示食品とは届出方法が違う

こちらの成分も食後血糖値の上昇を穏やかにする機能が報告されています。この成分を配合した機能性表示食品についてもイヌリンと同様です。難消化性デキストリンを含み、食後血糖値の上昇を穏やかにする機能を届出た機能性表示食品は、商品自体での研究結果をもとにしていません。

つまりその他に配合している成分との相性はよくわかりません。この商品自体の研究結果をもとにしているのか、それとも成分自体の研究結果をもとにしているかが、「アカポリ糖ケア」との違いになります。

参照:機能性表示食品データベース

4-3.サラシア由来サラシノール配合の機能性表示食品とは届出方法が違う

サラシア由来サラシノールを機能性関与成分とした機能性表示食品は、多数存在します。また、その多くの商品が、「食後血糖値の上昇をゆるやかにする」「糖の吸収を抑える」などの機能があるとし機能性表示食品として販売されています。

実はこれらは、「食後血糖値の上昇をゆるやかにする」「糖の吸収を抑える」機能を証明するための試験は、商品では行っておらず、これまでに出ている論文などを調査し、その調査結果よりその機能を届出ています。

そのため、商品ベースになった時には、そのほかの成分も当然入っていますので、どのように作用するのかはわかりません。一方で、「アカポリ糖ケア」は商品自体で、その機能を実験で証明しています。そこが、違いになります。この成分も、イヌリンや難消化性デキストリンの成分配合の商品と同様になります。

参照:機能性表示食品データベース

4-4.松樹皮由来プロシアニジン配合の機能性表示食品とは届出内容が全く違う

松樹皮由来プロシアニジンとは、フランス海岸松の木の樹皮より抽出されたポリフェノールの一種であり、この成分を機能性関与成分として機能性表示食品に届出がなされている。「アカポリ糖ケア」のアカシア樹皮由来プロアントシアニジンとは、名前や成分の由来が似ています。同じような機能なのかと思うかもしれませんが実は全く異なります。

松樹皮由来プロシアニジンを配合した商品が届け出ている機能は、「コレステロールを下げる」機能であり、アカシア樹皮由来プロアントシアニジンを配合した「アカポリ糖ケア」が届出ている機能は、食後血糖値の上昇を穏やかにする機能です。コレステロールを下げる機能と血糖値の上昇を抑える機能でありますので全く機能が異なります。

参照:機能性表示食品データベース

4-5.リンゴポリフェノール配合の機能性表示食品とは届出内容が全く違う

リンゴポリフェノールを機能性関与成分として配合した商品は、その商品自体で機能性の届出を行っています。機能としては、「体脂肪を減らす」という機能を届出ています。そのため、「アカポリ糖ケア」の「食後の血糖値を穏やかにする」というものとは異なる機能性です。

参照:機能性表示食品データベース

5.他商品との併用について

イヌリンや難消化性デキストリンやサラシア由来サラシノールを配合した機能性表示食品は、血糖値の上昇を穏やかにするという「アカポリ糖ケア」と同じような効果があるので、「アカポリ糖ケア」とイヌリンや難消化性デキストリンやサラシア由来サラシノール配合の機能性表示食品を併用すると、相乗効果などが見込めるかもしれないと気になるところです。

実際のところ、相乗効果があるかはわかりません。しかし、メカニズムとしては、類似していますので、お互いがお互いの効果を打ち消してしまう可能性は低いです。相乗効果についてはわかりませんが、類似の効果が期待できますので、「アカポリ糖ケア」とそのほかもう一種類を飲むとういことと、「アカポリ糖ケア」を多めに飲むのは、結局は同じことだといえます。 そのため、より血糖値の上昇を抑えたい場合は、「アカポリ糖ケア」の推奨量よりも少し多い量を飲むのがいいでしょう。

しかし、あくまでも食品ですので、体に合う合わないがあります。そのため、最終的には自分の体に合う商品を選びましょう。

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。「アカポリ糖ケア」に含まれる成分は、アカシア樹皮由来プロアントシアニジンとビタミン類が主であります。

このアカシア樹皮由来プロアントシアニジンは、ポリフェノールの一種でありますが、そのほかのポリフェノールとはやや違った性能があります。またビタミン関係は、ビタミンA、B、C、D、Eを含んでおり、「アカポリ糖ケア」は、食後血糖値の上昇を穏やかにする成分とビタミン関係を同時に摂取できる商品になります。

アカシア樹皮由来プロアントシアニジンの機能は、食後血糖値の上昇を穏やかにするための関与成分であり、そのほかの、類似成分を含んだ機能性表示食品との違いは、機能が異なっていたり、機能性の届出方法が違っていたりしています。

しかし、ここまで「アカポリ糖ケア」の成分や効果、またその他の類似成分配合の商品との違いなどについて、述べてきましたが、個人差は必ずありますので最終的には自分にあった商品を選んで健康管理をしていきましょう。