ポップコーンのない映画なんて、星のない夜空のようなもの。映画の定番ポップコーンには、おいしさだけではなく、映画を見る楽しみを倍増させてくれる、そんな魔法があります。結論から言うと、トウモロコシが原料なので糖質自体は高めです。ではどれぐらいまでであれば、食べても大丈夫なのでしょうか?今回は、糖質制限中のポップコーンの食べ方をご紹介します。
目次
1. ポップコーンの糖質量
1-1. ポップコーン100gの糖質量は5g
ポップコーン100gに含まれている糖質量は48.5g。同じ100gの白ご飯(お茶碗小盛り1杯)だと糖質量は35.6gなので、単純にgで見るとポップコーンはそれ以上に糖質が多い食べ物になります。
1-2.映画館は量が多め。Sサイズを標準サイズだと考えよう。
では、実際に食べるポップコーンの量はどれぐらいなのでしょうか。映画館ではよくS、M、Lの3サイズ展開で、ポップコーンを販売しています。映画館によっても量が変わってきますが、今回は目安としてユナイテッドシネマさんの商品をもとに、サイズごとの糖質量を算出してみました。下記は、塩味のポップコーンの糖質量です。
サイズ |
内容量(g) |
糖質量(g) |
カロリー(kcal) |
S |
64 |
27.8 |
302 |
M |
118 |
51.3 |
557 |
L |
166 |
72.2 |
784 |
Mサイズを食べた場合、糖質量は51.3g。正直かなり糖質高めです。ただし、スーパーやコンビニなどで販売している袋包装のポップコーンは内容量がだいたい50g。映画館のサイズは通常よりも量が多めなので、Sサイズを通常量として考えてください。いずれにしても、糖質が多いので日常的に食べることは避けるべきですが、毎日映画館に通うわけではないですから、月に1,2回の楽しみとして食べる分には問題ないでしょう。
1-3. 塩味が最も低糖質
ポップコーンの定番の味といえば、塩味、バター味、キャラメル味の3つです。この中でもっとも低糖質なのは塩味。塩は糖質0gなので味付けによって糖質量が増えることはありません。バターは大さじ1(15g)で糖質1gなのでこちらも影響はそこまでありません。避けるべきなのはキャラメル味。加えた砂糖がそのまま糖質として加算されます。一般的なキャラメルポップコーンのレシピだと1~2人前で大さじ1(15g)の砂糖を使用しますので、かなり糖質量が増えてしまいます。
2. 糖質制限中だけど映画館でポップコーンを食べたい!守るべき鉄則。
低糖質とは言えないポップコーン。糖質制限中はどれぐらいまで食べて良しとするのか、自分でルールを決めることがポイントになってきそうですね。ここでは、映画館でポップコーンを食べるときに守るべき鉄則をご紹介します。
2-1. 食べ過ぎにならないようSサイズを注文するべし!
映画館のポップコーンは、通常よりも量が多めです。Mサイズを選んでしまうと、自然と糖質の摂りすぎとなるので、「映画館ではSサイズ」が鉄則です。
2-2. 味は塩味にするべし!
糖質制限中はキャラメル味は避けて、塩味を選んでください。塩は糖質0gなので塩味を選ぶことで、余分に糖をとることを防げます。
2-3.ドリンクは無糖のものを選ぶべし!
コーラなどの炭酸飲料やジュースには、非常にたくさんの砂糖が含まれています。かといってポップコーンを食べていると喉が渇きますから、ドリンクにはウーロン茶など砂糖の入っていない飲み物を選びましょう。
2-4.糖の吸収を抑えるサプリメントを飲むべし!
食事の場合には、野菜などの食物繊維から先に食べることで、糖の吸収を抑える工夫ができますが、映画館だとそれは難しいですよね。そんな時でもサプリメントであれば、気軽に飲むことができますので、映画が始まる前にサプリメントを飲んで、糖の吸収を抑えましょう。
3. お家でのポップコーンの楽しみ方
映画館の大スクリーンで見る映画も良いですが、休日に自宅でのんびり映画をみたいときもありますね。そんなときのために、お家で作れるポップコーンを紹介します。
3-1. コスパ最強!コストコの「KIRKLAND SIGNATURE 電子レンジ用ポップコーン」
こちらはコストコで販売している電子レンジで作るポップコーン。44袋入って価格は1,628円。1袋当たりなんと37円と、コスパ最強のポップコーンです。
3-2.ポップコーンの豆を使って自分で作るポップコーン
スーパーでもポップコーンの豆を置いてある店がけっこうあります。鍋で炒って作ることもできますが、ダイソーさんの「レンジでラーメンどんぶり」があれば、電子レンジで簡単に作れます。
容器の底が軽く埋まるぐらいポップコーンの豆を入れて、あとは500Wのレンジで3分30秒ほど加熱すればできあがり。お好みで塩を振っていただきましょう。
4. まとめ
いかがでしたでしょうか。糖質が高いとはいえ、できるかぎり糖質を減らす努力をすることで、糖質制限中でも、映画の楽しみのひとつとしてポップコーンを食べることはできます。ぜひ素敵な映画ライフをお過ごしください。