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私たちの活動の記録

アカシアジャーナル

社内研修・勉強会に潜入!

お客さまと接するプロであり続けるため。

アカシアの樹では社員研修を通して学びの機会を積極的に増やしています。「とにかく面白いと思ったものには何でも参加して欲しい」とアカシアの樹・代表の片岡武司社長は自身が惹かれた研修は、社員にも参加を薦めるそうです。

今回は数ある研修の中でも骨格となる「自社製品の社内勉強会」と、健康食品の販売に欠かせない「薬機法(旧・薬事法)の勉強会」、製造現場を知る「製造工場の研修」、語学力とコミュニケーション力を高める「英会話研修」の4つをレポートします。

執筆・編集:古林咲子
撮影:谷本裕志

開発部・小川さんによる社内勉強会

 

商品の特性を理解して自分の言葉で伝える

アカシアの樹では、アカシア樹皮から抽出される「アカシア樹皮由来プロアントシアニジン」を含む「アカポリ糖ケア」など、健康をサポートする商品を開発・販売しています。大切にしているのは科学的なエビデンスと機能性、そしてどれだけお客様に喜んでいただけるか。

電話応対を通してお客様と日頃から関わる社員には、特に商品に対する深い知識が求められます。「もちろんマニュアルもありますが、自分で考え抜いた上で理解し、納得して『自分の言葉』で語ることができなければ、お客様には決して伝わりません」と、自社商品の社内勉強会を担当する開発部・小川壮介さんは力を込めて語ります。

なぜこの商品が生まれたのか。アカシアの樹からどうやって成分が抽出されるのか。配合される成分にはどんな働きがあるのか。この商品を自信を持って届けるために、原料や製造工程、配合成分とその特徴をしっかりと理解し、確実な情報をお客様へ伝えています。

 

薬機法など法律関連の勉強会

ルールを守ってお客様と信頼関係を築くために

健康食品を販売する際に欠かせないのが薬機法(旧・薬事法)に関する知識です。薬機法とは「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」のこと。医薬品や化粧品、健康食品を販売する際には「ウソや偽りを言ってはいけない」と法律ではっきりと禁止されているのです。

薬機法や広告に関する法律は法改正によって常に変化しています。「ひと昔前は許されていた表現が、今では禁止されている」といったケースも少なくありません。「知らなかった」では済まされず、厳しい罰則が与えられます。そうしたリスクを避けるため、アカシアの樹では「薬事法広告研究所」が主催するセミナーに参加しています。この研修では「薬機法」の他、「景品表示法」や「健康増進法」の知識も習得しています。

いくら自分たちの商品に自信があっても「必ず効きます」と断言はできません。どのように表現してお客様にお伝えすれば良いのか、大変難しいのです。だからこそ「言っても良いこと」と「いけないこと」を理解し、ルールを守りながらお客様と信頼関係を築いています。

 

製造工場の研修

製造現場を知ることで自信を持っておすすめできる

商品の魅力だけでなく、「どうやってつくられているか」まで深く知り、お客様に有益な情報を届ける。そのためにアカシアの樹では工場見学の研修を実施しています。「アカポリ 糖ケア」の製造工場は富士山の清浄な水が流れる静岡県にあります。ここで、原料を加工し、ていねいに包装しています。

工場内の施設見学では「物流倉庫」「サンプリング室」「品質試験室」「錠剤製造過程」を見て周ります。重量や異物が入っていないかの精密な検査は機械を使ってチェック。そして、最後に目視で確認し、人の手で箱詰めをしています。

こうして商品が完成するまでの手順を自分の目で見て理解することで、社員は商品の安全性を確信します。アカシアの樹のポリシーは「良い商品をお客様に届ける」こと。そして、ここで働く社員は「家族にも自信を持ってすすめられる商品」として、誇りを持ってお客様と接しています。

 

英会話研修

英語を通して世界を広げて自分の領域を広げる

アカシアの樹で取り扱っている原材料は主に海外にある「アカポリ糖ケア」専属の植林地から仕入れています。海外と取引をする際に欠かせないのが英語のスキル。多くの社員に確かな英語力を身につけてほしいと、アカシアの樹ではネイティブスピーカーの講師を招いて、英会話レッスンを開催しています。

 

講師 中島多恵子さん

実はこのレッスン、語学スキルの向上はもちろん、うれしい副産物が生まれたのだそうです。今まで恥ずかしそうに話していた社員が英会話研修を受けてわずか半年ほどで、人前で堂々と英語を披露できるようになったと言います。さらに、英語で会話をする際には役職や年齢をあまり意識しないので、「普段はかしこまって話をする上司が相手でもフラットに話せる」とコミュニケーションの潤滑油にもなっているようです。

片岡社長は「大事にしているのは外の世界に触れること。日常の業務だけでなくもっと広い世界と接することで、自分の領域も広がります。実際、社員のみなさんに積極性が出てきて、半年前とは表情もがらりと変わりました」と笑顔を見せてくれました。

まとめ

アカシアの樹が社内研修を通して目指しているのは専門知識の習得、仕事のスキルアップ、そして人間力の向上です。

研修のテーマはその都度、最新情報と社会情勢によって変化していますが、変わらないのは「お客様と接するプロ」として成長を続ける姿勢。研修に参加した社員からは、ほどなくして自発的な行動や積極的な意見が出てくるようになり、会社全体の雰囲気が変わっていくと言います。

社員のみなさんが自信とエネルギーにあふれているからこそ、お客様に健康を届けられるのですね。